地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、名古屋の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

名古屋の地域情報サイト「まいぷれ」

【仕事と子育て】二兎を追うパパ編集長の日常

編集長のわたし、男性の育休取得にチャレンジします。(Vol.2)

2016/05/27

子育て支援の会社でも、当初は反対されていた!!??

前回の記事の続きです。

私のいる会社は「株式会社トットメイト」といって、
東海エリアで26年間、保育サービスを提供している会社です。
ベビーシッターから始まり、認可保育園、直営保育ルーム「トットランド」、事業所内託児所の運営などを行っています。
このまいぷれは「子育てが、もっと楽しい街づくり」というビジョンの元に運営開始しました。

さて、そんな子育て支援している会社だから、
男性の育休取得にも理解があるだろうと思うと、案外そんな簡単には行きません。
もちろん他の業界よりも理解はあるとは思うのですが、
「中小企業である」ということが結構なネックになるのです。

中小企業って人数が少ないので、
1人が抜けた時の影響が大きいのです。
私しかできない業務っていうのも結構あります。
またこのまいぷれの運営も僕が1年抜けたら止まってしまいます。
かといって人を新たに採用すると人件費が上がってしまいます。

第一子が産まれた時も軽く会長や社長に相談してみたんですが、
「1年間とかそんなに休まれた困る!」と受け入れてもらえませんでした。
その時は結局、夜に早く帰れるように
朝7時出社、18時帰りというサイクルを作って対応しました。(早出残業)

でも第2子の時は絶対育休とってやろうと、
ちゃくちゃくと下準備を重ねてきました。

1年かけての下準備とは・・・?

まず二人目の姙娠がわかった時点で社長にジャブ打ちしました。
「1年間ずっと育休取得とかは考えてないんですよ。1ヶ月だけとか、仕事に大きく支障のない範囲とかだったらどうですか?」
といった感じで、どのレベルまでだったら許容範囲かを把握しました。
社長も「まあそういう取り方だったらいいかもしれないね」
と一定の理解を示してくれました。

また妻の情報も随時社長に共有していきました。
どういう考え方の妻か。どんな仕事をしていて、仕事に対するスタンスはどうか。
私は妻からこんなことを要望されている等々。
そうすることで、昔ながらの「なんで男のあなたが休まなきゃかんの?」
といった考え方から「この家は昔ながらの考え方ではないのね」と考え方に修正をかけてもらいました。

また日々周りの従業員にも「育休取りたいんだよね」と公言していきました。
そうすると「いーじゃん!そうしたら他の男性社員も取りやすくなるよね!」
と賛成してくれる人がたくさんいることがわかりました。

また育休取得によってもたらされる会社の利益についても整理しました。
・男性社員が育休とると「出生時両立支援助成金」という助成金がもらえること(詳細後述)
・男性の育休取得者がいるという実績が採用活動上有利に働くこと
・育休中に権限委譲された私のメンバーが成長するだろうこと

で、出産後奥さんが里帰り中に会社の飲み会があった時、
賛成派の従業員のいる場で社長に対して上記の会社の利益も伝えながら、
「今回は育休取得したいけどいいですか?」と聞き、その場でOKを言ってもらいました。
多分ダメとはいえない状況だったと思います(笑)

口頭OKまではこんな道のりでした。



会社や国の制度は男性の育休を想定していない!?

妻ともどのタイミングで取得すると一番嬉しいかを話し合いをし、
「里帰りが終わって、一緒に住み始めた最初の1ヶ月が一番いて欲しい」
とのことだったので、その1ヶ月に集中して育休取得しようと考えました。

また新人メンバーも入ったばかりだったり、
新卒採用の面接者だったりもするので、
毎日会社にいないわけにはいかない。
そこで、週2日ずつ合計10日くらい取得するというやり方を社長に提案しました。

で、ここで困ったことが発生。
1,就業規則が、このようなブツ切りでの育休取得を想定していない
→就業規則の改定が必要
2,通常育休取得すると賞与対象から外れる規則なのだが、10日休んだだけで対象から外れるのか?等も決まっていない
→就業規則の追記が必要
3,育休取得申請書は「◯月◯日~◯月◯日」というフォーマットで、ぶつ切りでの取得の場合うまく書けない
→申請書の改定が必要
4,10日間の育休だと雇用保険から「育児休業給付」がでないので収入がない
→育休より、使い切れてない有休を使ったほうが断然お得(笑)
5,「出生時両立支援助成金」はこの取得条件では受給できない
→仕方なし

もう本当にいろいろ出てきます。
これから社長と一緒に就業規則の改定もしていかなきゃねと会話してます。
産みの苦しみ・・・


そんな感じのまま、来週から育休に入っていきます。
育休中のレポーティングもまたしていきますのでお楽しみに☆

【参考】出生時両立支援助成金とは

H28年度に新設された制度です。
男性労働者が育児休業を取得しやすい職場風土作りのための取組を行い、
男性労働者に一定の育児休業を取得させた事業主に助成金がでる制度です。
-----------------------------------------------------------------
◆支給対象となるのは、子の出生後8週間以内に開始する連続14日以上(中小企業は連続5日以上)の育児休業
◆過去3年以内に男性の育児休業取得者が出ている事業主は対象外です。
◆支給対象となるのは、1年度につき1人までです。
【支給額】中小企業 取組及び育休1人目:60万円
2人目以降 :15万円
大企業 取組及び育休1人目:30万円
2人目以降 :15万円
-----------------------------------------------------------------

個人的にはこの制度も利用したかった・・・
出産後8週以内という条件って、里帰り中じゃん!つかえねー!って思いました(笑)
また連続5日・10日以上っていう条件も使いにくいな。ブツ切りだめなんだ。

【参考】育児休業給付とは

この制度は、産後も仕事を続ける保護者のための、育児で働けない期間の生活サポート給付金です。財源は雇用保険。
妻の代わりに夫が育児休業を取得する場合も給付金を貰う事ができます。

受給条件は下記5つ。
【1】雇用保険に加入していること
【2】育児休業前の2年間のうち、1ヶ月に11日以上働いた月が12ヶ月以上あること
【3】育児休業中に、勤務先から1ヵ月に月給の8割以上のお金を貰っていないこと
【4】休業日数が対象期間中に毎月20日以上あること(※終了日を含む月の場合、1日でも休業日があればOKです)
【5】育児休業後に働く意思があること

僕はこの4つ目の条件に当てはまらずに給付がもらえません。
有休だったら給与でるからそっちの方が断然いいけど、
まあ会社に男性育休の実績を作りたいのでやむなし!!

詳細はこのページがわかりやすいかもです。

人気のキーワード