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【仕事と子育て】二兎を追うパパ編集長の日常

編集長のわたし、男性の育休取得にチャレンジします。(Vol.4)

2016/06/14

ぶつ切りの育休取得は仕事の生産性を上げる!!??

以前の記事で簡単に書きましたが、
私は週2日×5週間の合計10日間の育休をぶつ切りで取得しています。
原則土日休みの会社で、火・木を育休しているため、
1週間の勤務は月・水・金の3日間だけです。
但し、ミッションは変わりません。

ということは、
週5日で仕上げていたミッションを
週3日で仕上げなければなりません。
約1.6倍の生産性で仕事をする必要があります。

そしてもし1.6倍の生産性で仕事ができるようになったとしたら・・・
週5日勤務に戻った時にはもう残業しなくてもミッションを仕上げることができ、
毎日早く家に帰ることができ、妻・子どもとコミュニケーションがとれる。
仕事も家庭もどっちも最高の自分になれるのです!!

そんな世界を目指して、私も現在修行中というわけです。
そして育休2週間を終えて、見えてきたテーマを記事にして、
少しでも参考になればというのが本編の趣旨です。

基本的な時短術はビジネス書等にお任せするとして、
今回メインで記事にしたいのは「権限委譲」「イシューの見極め」「意思決定力」の3つです。

今回の記事は完全にビジネスによってますのでご了承ください。
ビジネスに効果がないと男性の家事育児参与も進まないので。

では詳細に入ります。

権限委譲をせざるを得ない

自分に自信がある人ほどうまくできない権限委譲。。
私も結構な自信家なので、ずっとうまくできませんでした。

何でも自分がやらないと気がすまない。
人に任せるのが不安で、自分でやったほうがうまくいくと勝手に思っている。
でもそれでは永遠に人を育てることのできる人にはなれない・・・

そんな状態の自分が権限委譲するためには、
「権限委譲しないともう無理!という状況に自分を追い込む」ことが必要です。

私の場合は、育休をきっかけに権限委譲ができたわけではなく、
仕事では、事業所内託児所の営業リーダーとしての年度追い込みと、このまいぷれの立上げ
プライベートでは、第二子の出産と妻里帰り中の1人での引越し作業
この4つが2月~4月の間に全て襲いかかってきたことに起因しました。

どうにもうまくメンバーマネジメントしきれず、
やるといった事ができず、
関係各位に「ごめん、助けて」と頭を下げて、
思い切って一定領域の仕事を任せて口出ししないようにしました。

そしたら、なんということでしょう~~!
みんなうまく仕事してくれるのです!
しかも自分では思いつかなかったような素敵なやり方で!

この成功体験を経て、権限委譲がやっとできるようになりました。
ある意味、仕方なく権限委譲した形ではあったのですが結果オーライ!

メンバーを信じてよかった。そして振り返ると信じれなかった自分がお恥ずかしい。
というわけで、
「ぶつ切り育休を使って自分を追い込み権限委譲をする」がオススメです!



イシューの見極めをせざるを得ない

権限委譲がうまくできても、上手に少ない時間でマネジメントできなければなりません。
また自分自身の仕事もより生産性高くやらなければなりません。
その肝となるのが“イシューの見極め”です。

「イシューの見極め」とは、「何を考えるべきか」「受け手の関心は何か」を熟考し、「考え、論じる目的」を押さえることを指します。イシューの見極めが見当はずれでは、どんなに精緻に論理を組み立ててもそれは無駄作業となります。

そう、その無駄作業を発生させないためのイシューの見極めです。

その前提として、生産性の捉え方を変える必要があります。
生産性=やった仕事の量/時間
ではなく
生産性=出した成果/時間
と捉えるべきです。(会社風土によってそれが評価されない場合あるけど・・・)

仕事の量をこなしていても、成果があがっていなかったら意味がない。
成果を上げるうえで不必要な仕事ばかりやっている可能性があるわけです。
イシューを見極めないで、成果につながらない無駄仕事ばかりしていても、
やった仕事の量/時間 で生産性を捉えていると、仕事しているつもりになってしまいます。
そのため、生産性=出した成果/時間 と捉え直す必要があります。

仕事の量ではなく、「成果」に焦点を当て、
成果を出すための論点=イシューを見極め、
そのイシュー解決に向けて仕事を行う、又は、メンバーに仕事をしてもらう。

そのような仕事の仕方が必要になってきます。
週3日で週5日と同等の成果を出さなければならない状況のため、
本当に無駄仕事をしている暇はありません。
常に「イシューは何か」を意識し続ける必要があります。

育休だーー!と勢いで始めてしまってあまり想定してなかったのですが、
まさかこんな状況になるとは・・・
本当に頭が疲れます・・・

※イシューの見極めについてはこの本がオススメです。
 イシューからはじめよ

意思決定力を鍛えざるをえない

最後のテーマは意思決定力です。

意思決定とは正解のない中で結論を決めること。
意思決定の基準値がないと意思決定できません。
これは管理職として必要なスキルでもあります。
育休をぶつ切りで取得すると、このスキルを鍛えざるを得なくなります。

例えば、火曜日育休で休んで水曜日に出社します。
するとメールが50通くらい溜まっているわけです。
それらの内容はメンバーからの相談ごとだったり、顧客からの要望だったり。
その返信を先延ばしにすればするほど、タスクが溜まっていくし、事業が進まなくなります。
でもそれらの内容は簡単には決められないようなものばかり。
いつもだったら、「ちょっと考えてから返事しよう」と出来たのですが、
それをしているともう仕事が溜まって溜まってどうしようもなくなります。
よって、その場で、メールを見た場で、すぐ結論を出して返信せざるを得なくなります。

この意思決定の連続が脳みそと勇気を鍛えます。

もう1日が終わると頭がぼーっとしてきます。
それくらい疲れます。糖分ほしくなります。まいぷれでケーキ屋さん調べます。

これも育休取得前は想定していなかった状況です。


育休取得の類型

ぶつ切り育休取得によるビジネススキルへの効果を偉そうに述べてきましたが、
もともとこの効果を想定して取得したわけではなく、ただの偶然です。
私もしんどくてびっくりしてますが、結果良かったと思っています。

ただ、育休取得は家庭やご自身の方針で選ぶべきかと思いますので、
類型ごとに仕事と家庭への影響をまとめてみようと思います。

類型1:家事育児どっぷりつかりたい人向け

1年等長期の育休取得の場合です。
完全に家事育児に没頭でき、子どもにじっくり寄り添えます。
子どもの細かな成長をずっと見ていけるので本当に素敵な時間を過ごせます。

父母共に育休同時取得も可能だし育児休業給付も共に出るのでご安心を。
但し家庭の収入は減少します。
育児休業給付でまかなえるのは給与の67%程度です。
また仕事も引継ぎ対応が必要です。
会社によっては昇進等に影響がでるかもしれません。

理解の少ない会社の場合は結構戦わないといけないかもしれません。

類型2:妻の大変な初期のみヘルプしたい人向け

妻の大変な初期のヘルプとして、出産後の2~3ヶ月だけ育休取得する場合です。
育児休業給付も出ますが、類型1と同様収入は減少します。
また賞与も要注意。2~3ヶ月休むと賞与がでない就業規則かもしれません。
仕事は引継ぎまで行かないと思いますが、育休中の対処法を準備する必要があります。

収入と仕事のバランスを考えると、
比較的一般的な男性の育休取得方法かもしれませんね。

類型3:妻ヘルプと仕事生産性UPを図りたい人向け

これが今回私が取得した育休取得方法です。
週2日×5週間等の方法で取得します。
妻が大変な時期にヘルプができ、なおかつ仕事の生産性UPのトレーニングもできます。
但し法律で想定していない育休取得方法であり、
おそらくこのような取得方法が取れる就業規則の会社は少ないと思います。

よって以下2つの対応の検討が必要です。
1,会社に事前相談して、このような取得ができる就業規則に変更してもらう。
  できればこの取得方法でも給与保障されるようにしてもらう。
2,就業規則変更できなかったら有休で代替する

実はこのようなぶつ切り取得の場合、育児休業給付がおりないのです。
受給条件の「休業日数が対象期間中に毎月20日以上あること」にほぼ該当しません。
よって有休で対応したほうが収入面で効率がよいのです。

育児休業給付の詳細については以前の記事最下部を参照ください。





いかがでしたか?
このぶつ切り育休の方法は、なんかドラゴンボールの重力かかった部屋でやる修行みたいな期間ですが、(わかるでしょうか・・・)
このトレーニング期間を過ぎたらすごくパワーアップしている自分がいるかもと思うとわくわくしてしまいます。

男性の育休も少しずつ世の中に受け入れられてきています。
でもいきなり1年休むとかを受け入れてくれる会社が少ないのも事実。
なので私の取得方法が、誰かの参考になり、少しずつ世の中に普及してくれたらいいなと願っています。

それでは引続きレポートをお楽しみに!