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[告知する] 開府400年記念・COP10パートナーシップ事業オリジナルミュージカル「海の向こうに」

開府400年記念・COP10パートナーシップ事業オリジナルミュージカル「海の向こうに」

まいぷれ名古屋編集部  さん

2010/09/14 13:18:14
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ここ「夕雅崎(ゆうがさき)海岸」は隠れたサーフィンスポットであり、毎年夏になると近郊から観光客がやってくる。亮太、智樹、大輔の3人の若者はそうした客を相手にした店を細々と経営していた。
かつてはにぎわいを見せたこの海岸も、今は亮太が経営する海の家「波乗りGORO」を含め3軒しか店はない。海岸に続く商店街も過疎のあおりで、シャッターを下ろす店も多くなっていた。そんな村を少しでも盛り上げようと3人はミニFM局を運営している。
夏の観光シーズンを前に、亮太たちは住み込みで働いてくれるアルバイトを募集する。例年なら十数名の応募があるはずだが、今年は3人の女子大生のみ。
 そんな寂れるばかりの夕雅崎海岸に一大リゾート計画が持ち上がった。全国でリゾート開発を手がけている巨大企業・鈴木建設が10箇所目の開発候補地としてこの夕雅崎海岸に白羽の矢を立てたのだ。
亮太の父親は夕雅崎海岸を抱えるこの村の村長としてリゾート開発に協力していた。過疎化をくいとめるため、開発の受け入れを訴えて村長に当選したのである。村の大人たちもまた開発がもたらすメリットに惹かれて次々と土地を手放していった。そんな父たちの考え方に全く賛同できない亮太と仲間たち。
 なぜなら亮太には幼くして海の事故で亡くした妹への想いがあったのだ。妹はこの夕雅崎の海が好きだった。『この夕雅崎をいつか見たような青い海にしたい』と夢を描いていた妹が、この海に眠っているように思えてならない。だからこそ、亮太は妹が愛したこの海を傷つけてはならない、何としても守ろうと心に誓うのだった。
亮太は仲間たちとともにこの浜を守るため、ここにウミガメが産卵に来ることをでっちあげ、環境保護区とすることで世間から注目を集め、開発をやめさせようという計画を企てる。
亮太たちの読みは当り、ミニFMの放送を全国に流すことに成功し、「ウミガメ産卵の地」の情報は全国を駆け巡った。このまま行けばうまく開発を止められると思われたが、密かに鈴木建設の反撃が始まろうとしていた―

※このミュージカルの物語は広く皆さまから公募した「いのちのたいせつさ」や「生物多様性の保全の重要性」を日ごろの生活の中で実感した体験談のなかから、横井泰周さんの「守ろう!地球からのおくりもの」に着想を得て創られたものです。
◆チケット取扱:
       チケットぴあ TEL0570-02-9999[Pコード:404-937]
       ナディアパークプレイガイド TEL052-265-2015
       (財)名古屋市文化振興事業団 TEL052-249-9387
◆主催:(財)名古屋市文化振興事業団、名古屋市
◆助成:(財)地域創造、芸術文化振興基金

※情報提供:名古屋開府400年記念事業実行委員会 事務局
※2010年6月時点の情報となります。イベント内容が変更となる場合がありますので、問合せ先までお問合せください。

[開催日]
2010/9/18~2010/9/19
18日(土)18:30開演
19日(日)・20日(月・祝)11:00・16:00開演

[会場]
名古屋市青少年文化センター アートピアホール

[アクセス]
地下鉄(栄・矢場町)

[T E L]
名古屋市文化振興事業団 052-249-9387

[料金]
S:4000円・A:3000円

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