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現役ママの豆知識コーナー

初めての子ども乗せ自転車 【第1弾】

チャイルドシートをつけた子ども乗せ自転車は、今日では子育て世代の手軽な移動手段として必要なものになっています。
しかしその便利さの裏には、実はたくさんの危険が潜んでいるのです。
そこで今回は、子どもと一緒に乗るすべての自転車に共通する危険に着目!
どうすればその危険を避けられるのか、安全に、そして快適に乗りこなすためのポイントを一緒に見ていきましょう!!

普通の自転車にチャイルドシートつければOKなんじゃないの??

そう思いたくなりますよね。
でもそれが許されるのは、乗せる子どもが1人までです。
前後にチャイルドシートを取り付けて、ママと子ども二人の「3人乗り」をする場合は、普通の自転車では法律違反

3人の体重を合わせて100㎏超える可能性がある場合、普通の自転車では安全性が保たれないからです。

そこで、3人乗っても安全に走行できる幼児2人同乗基準適合車が作られるようになり、それを子ども乗せ自転車と呼んでいます。
目印は、幼児二人同乗基準適合車BAAマークです。

子ども乗せ自転車は、停車中こそ注意が必要!

腕力のないママたちにとっては、信号待ちなどの停車中や、駐輪場でなど、押し歩きをしているときこそ転倒に対して最大級の注意が必要です!
押し歩き時に急な方向転換はしないこと!!
十数キロにもなる子どもを乗せれば、自転車の重量は相当なものになり、車体が傾くと重さを支えきれなくなり転倒してしまいます。
混雑した駐輪場は避け、少し離れていてもスペースに余裕がある駐輪場を選ぶといった予防策をとるのもおすすめです。

私も急な方向転換で二度も自転車に子どもを乗せたまま道路で倒れてしましました・・・
一度は車道で・・・周りの方が急いで助けてくださったおかげで事故にはならなかったけど、思い出すだけでゾッとします・・・。

電動自転車に子どもを乗せる場合の注意点

電動アシスト付きの自転車は、ペダルを踏み込む力をセンサーが感知してアシストが作動する仕組み。
基本的に、弱く踏み込めば弱いアシスト、強く踏み込めば強いアシストが得られるようになっています。
ということは、発進時のペダルの踏み込み方によっては急加速・急発進につながる危険性が。
特に信号待ちなどで停車していたところから、信号が変わって発進するときなどは注意が必要です。
いきなり力強く踏み込んでしまうケンケン乗りなどはもってのほか。
周囲の状況をよく見て、安全を確認してからゆっくりと発進するようにしましょう。

雨の日、傘は使っても良い?

片手で傘をさしながら運転するのは違反になってしまいます
そもそも子ども乗せ自転車は、子どもを乗せることによって重心が不安定になりハンドルがふらつきがち。
そんな状態で、傘が強風にあおられでもしたら・・・怖いですね。
ただし、自転車のハンドルの中央部分に傘を固定するための金具はOKなんです。
しかし、都道府県が独自にさだめる道路交通規則などでは、自転車に乗る際に傘をさすこと自体を全面的に禁止している県もあります。

子どもを抱っこしての自転車運転は禁止!

赤ちゃんを抱っこひもで抱っこして自転車をこぐというもの。
これはハンドル操作がしにくいうえ前も見にくくなり、とても危険です。
また、万が一転倒した際には赤ちゃんが下敷きになってしまうリスクも発生します。
そのため赤ちゃんを前に抱っこしての運転は、道路交通法で禁止されているのです。
一方、おんぶでの運転は認められていますので、どうしても必要なときには抱っこひもを使ってしっかりとおんぶして、安全を確認してから運転するようにしてください。

子どもの命を守るヘルメット

子ども乗せ自転車の転倒による子供のケガのおよそ8割のケガが頭部と顔に集中しています。
道路交通法にも幼児を自転車に乗せる際には、ヘルメット着用の努力義務が明記されています。急いでいても、すぐそこまでだとしても、きちんとヘルメットは被せてあげましょう。

冬は防風ウエアで快適に♪

色々なメーカーから子供乗せ自転車用の防寒カバーや防寒グッズが販売されています。
冬の寒さから前乗りや後ろ乗りのお子様を守るアイテムとして使用されてはいかがですかー♪
子どもを乗せて自転車をこぐのは、とても楽しい時間です
子どもと一緒に自転車に乗り、一緒に歌をうたったり、一日の出来事を聞いたり、時には気持ちのいいゆりかごになったりと、子供が小さいうちだけ一緒に乗れる子ども乗せ自転車。
きちんとルールを守り、楽しく子どもと一緒に自転車を楽しみましょう!