結婚生活がうまくいかないと感じて離婚を考えるのは、多くの夫婦にとって非常に辛いことです。このような状況に直面した時、感情に流されることなく、冷静に判断することが大切です。離婚という大きな決断を下す前に、以下の10のポイントを考えてみてください。
1. 感情が落ち着くのを待つ
離婚の決断は、怒りや悲しみなどの一時的な感情に任せてはいけません。感情が高ぶっているときは、冷静な判断ができないことがあります。時間をかけて気持ちを落ち着かせ、冷静になってから改めて考えてみましょう。
少なくても、1か月は考えてみましょう。ただし、DVがある場合は即非難してください。
2. 自分の気持ちを整理する
まず、自分が何を感じ、何を望んでいるのかを明確にすることが大切です。日記を書いたり、カウンセラーに相談したりして、自分の気持ちを整理してみてください。
3. 夫婦間のコミュニケーションを見直す
夫婦の間でしっかりと話し合い、問題を共有することが大切です。お互いの気持ちを正直に話し合うことで、新しい解決策が見つかるかもしれません。
ただ、この話し合いさえ応じてくれない、話し合ってもけんかになるだけという場合は離婚が近いかもしれません。
4. 専門家の助けを借りる
カウンセラーやセラピストなど、専門家の助けを借りることは非常に有効です。第三者の視点からのアドバイスを受けることで、新たな気づきが得られることがあります。
ママ友や学生時代の友達などに聞いてもらうことも有効です。
5. 子どもの影響を考える
子どもがいる場合、離婚が子どもに与える影響について考えることが重要です。子どもにとって最善の選択をするために、情報を集め、慎重に判断しましょう。
6. 経済的な準備をする
離婚後の生活には経済的な安定が必要です。収入や支出を見直し、離婚後の生活設計を具体的に立てておくことが大切です。
ただ、状況によってはそんなことを言っている場合でないこともあります。今の日本では生活保護という方法があります。そのため、心身ともに限界に至る前に行動しましょう。
7. 法律的な手続きと権利を理解する
離婚には多くの法律的な手続きが伴います。自分の権利や義務を正確に理解し、適切な法律相談を受けることが重要です。
8. サポートネットワークを作る
友人や家族のサポートは非常に心強いものです。信頼できる人々に相談し、精神的な支えを得ることが大切です。
9. 長期的な視点で考える
離婚は短期的な解決策ではなく、長期的な視点で考えるべき問題です。将来の生活や幸福を見据えて判断することが必要です。
5年後、10年後、自分はどんな人生を送っていたいのか、そんなことをじっくりと考えてみましょう。
10. 自分自身と向き合う
最後に、自分自身の幸福を追求することを忘れないでください。離婚は人生の一つの選択肢に過ぎません。自分の人生をどう生きたいかをしっかりと考え、その上で最良の決断をしましょう。
まとめ
離婚は人生における大きな決断です。感情に流されず、冷静に考え、自分自身の気持ちや将来を見据えて判断することが大切です。上記の10のポイントを参考に、自分にとって最善の選択を見つけてください。最終的には、自分と周囲の人々の幸福を最大化するための道を選ぶことが重要です。
ただ、なかなかこうした大切なことを自分ひとりで考えるのは簡単ではありません。多くの人にとって、離婚は初めての経験ですから。
そんなときはぜひ当センターの離婚カウンセリングをご利用ください。
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