~親子のコミュニケーションを見直すきっかけにもなる空手道~
道場で子どもたちと接していて、毎日のように感じることがあります。それは、子どもたちの成長力は本当に素晴らしいということです。ちょっとした
“アシスト”をしてあげるだけで、先週できなかった技が、今週にはしっかりできるようになる。そんな姿を何度も見てきました。
けれど一方で、多くの保護者の方が、つい
“アシスト”ではなく
“ヘルプ”してしまっている場面も見かけます。
親が先回りして手を貸しすぎてしまうと、子どもは本来持っている「自分でやり遂げようとする力」を発揮するチャンスを失ってしまいます。
もちろん、
「助けたい」という親心に嘘はありません。ですが、
子どもにとって本当に必要なのは、「何でも手伝ってもらう」ことではなく、「自分で乗り越えた経験」なのです。
たとえば、魚を与えて一時の笑顔を見るのは簡単です。でも、本当の意味で子どもが自立し、自信を持って生きていけるようになるには――
竿の選び方から、エサのつけ方、タイミングの見極めまで、一つ一つ教えてあげることが必要です。
そして、自分の力で魚を釣り上げられたときの
達成感こそ、何ものにも代えがたい経験になります。
最近、その達成感を味わえないまま育っている子が増えているのが現実です。
私たちが空手を通じて大切にしているのは、まさにこの「やり抜く経験」を子ども自身の手で積み上げてもらうこと。
だからこそ、空手は単なる運動や技術の習得以上に、子どもが自分の可能性に気づき、乗り越える力を身につける「生きる力を育てる習い事」なのです。
また、稽古の前後に子どもとしっかり話し合う時間を持つことで、自然と親子のコミュニケーションも深まっていきます。「今日はどうだった?」「ここが難しかったけど、頑張ったよ!」そんな会話の中で、子どもは心を開き、信頼も強くなっていきます。
保護者の方へ。
もし、「最近、子どもに手をかけすぎているかも」と思い当たることがあれば、少しだけ見守る姿勢に変えてみてください。ちょっとの“アシスト”が、子どもにとっては何倍もの学びと自信につながります。
子どもが「自分の力でできた!」と感じられる体験を、空手道場で一緒に育ててみませんか?
見学・体験はいつでも歓迎です。お子さんの「やり抜く力」と、親子の絆を一緒に育てていきましょう。
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