先日、近所を歩いていたときのことです。
とても年老いたプードルを連れたご高齢の女性が前から歩いてきました。ヨタヨタと歩くその犬の姿が気になって、「何歳なんですか?」と声をかけました。
するとその女性は、自分のことを聞かれたと勘違いして「83歳です」とにこやかに答えてくれました。
そのまま犬の年齢を聞くのもなんだか場違いな気がして、「お元気ですね」とだけ返して、その場を離れました。
でも、なぜか気になって振り返ると、プードルがこちらを何度もチラチラ見ていました。
その視線の意味がすぐにわかりました。
彼女(老犬)は、ゆっくり立ち止まっておしっこをしたかったのです。
しかし、小型で高齢のその犬は足腰が弱っていて、しっかりと踏ん張ることができません。
前だけを見て進む女性は、そんな犬のサインに気づかず、引きずるように歩き続けていました。
その結果、犬は止まれずに3メートルほどの長いおしっこの跡を道路に残してしまったのです。
女性に悪気はありません。むしろ、自分の散歩をこなすだけで精一杯といった様子でした。
この光景を見て、私はふと「子育てもこれに似ているのでは?」と感じました。
多くのご家庭では、親御さんが一生懸命に子どもを育てています。
仕事に家事に、毎日忙しく過ごしている中で、子どもの声を聞く時間をとるのはとても難しいことです。
でも、だからこそ注意が必要です。
親が気づかぬうちに、子どもが何かを訴えているのに、それに気づけないことがあるのです。
私たちが運営する空手教室では、単に技術を教えるのではなく、子どもたち一人ひとりの「心の声」に寄り添うことを大切にしています。
空手は、礼儀・集中力・自己表現力など、心と体のバランスを育てる素晴らしい習い事です。
そして、何よりも「大人が本気で向き合ってくれている」と子どもが感じられる環境が、今の時代には必要なのではないでしょうか。
親が引っ張るだけではなく、
一緒に立ち止まって子どもの目線で向き合う時間を持つこと。
それが、子どもの自立心や自己肯定感を育てる第一歩です。
空手を通じて、そんな「親子の関係づくり」もお手伝いできればと、私たちは本気で考えています。
子どもは、リードをつけられたペットではありません。
子どもが何を感じ、何を考え、どこに向かいたいのか。
それを受け止められる大人が、今こそ求められているのではないでしょうか。
ぜひ一度、私たちの空手教室を見学してみてください。
お子様の新しい可能性が、きっと見えてくるはずです。
見学・体験は随時受付中。お気軽にお問い合わせください。
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