千種区GO！気になるスポット情報
小さなスペースなのに大きな世界観を感じさせるギャラリー３６６
気になるポイント：東山動植物園のすぐ近くでマンションの一室にギャラリー！？
東山動植物園の入り口に入らず、右手に歩くと交番がある。
交番を左折して、動物園の西側から南側に歩くと閑静な住宅街。
動物園からはオットセイの声とかが遠くに聞こえる（笑）が、基本的に静かでのどかな散歩道だ。
左にはスカイタワーが見える
で、右手に突然見つかる「ギャラリー３６６」
「えっ、マンションの一室で！？」
なんか可愛いぞ♪
やってるんだよね・・・・
気になる。だから入ってみた。おそるおそる。
わあ、ドアも可愛い。
手作り感がPOPだなあ。
ふーん。
これは、若い女の子がやってるんだな。
やっぱりギャラリーなんだね。
ピンポン必要なのかな。
あ、でも開いてるぞ。
「こんにちわー」と入っていくと、
またまたPOPなドアが。
すると奥から現れた方は・・・・・・
こんな感じのオーナー羽木良子さん
上品なご婦人が・・・こういったら大変失礼だが
若い子ではなかった。
でも優しそう。「絵がお好きですか？」と聞いてくれる。
「はい、好きです」と答えてみる（「好きですが、むしろこの場所に興味があって」とは言いにくい）。
で、次に質問されたことが意外すぎて耳に入らない。
奥の「たたみギャラリー」にはハガキが並ぶ（後述）
「お誕生日は何日ですか？」
た、誕生日？え？私の？？？？
「４月１７日です」正直に答えて良かったのかしら？？？
今日の日付言った方がうけたかな。
それじゃあ嘘だけど・・・と私の動揺を無視して、ご婦人は私にポストカードを手渡してくれた。
そこには私の誕生日とイラストが描かれている。
「はじめて来てくださった方にお渡ししているんですよ」
だから聞かれたのか誕生日！じっと見てみる。
すごく好きな青。
そして「親切の押し売り気味」の私にふさわしい言葉・・・・
「じーーーーん」ときてしまった。
外の風景もギャラリーの作品のひとつに見える
ギャラリー３６６について聞いてみた
ギャラリー３６６はオーナーの羽木良子さんが、中村区の「ギャラリー瑠な」から独立して東山に２０１２年１１月１１日にOPENしたギャラリー。
まいぷれ編集部が訪れたときには、企画展（素敵な絵画の個展）中。
２部屋に作品が並ぶ。
奥のたたみギャラリーには「ドン・カ・ジョン」さんの３６６日のバースデーカードが常設されている。（うるう年も考えて３６６日）
ドン・カ・ジョンさんは小牧市に在住の日本の作家で、「人々の願い事をはがきの絵に表現して送り届ける」活動を続けている。（ドン・カ・ジョンという名前の由来は北原白秋の幼少の頃のニックネーム「トンカ・ジョン」をもじったものらしい。福岡県・柳河の方言で大きな坊ちゃんという意味とのこと）
ドン・カ・ジョンさんのファンが全国にいて、訪れるそう。
ドンさんのはがきやおみくじなどが、あちこちに。
とにかくほっとする可愛さ★
「あれ？ずいぶんゆっくり過ごしてしまいましたね。失礼します」と羽木さんと別れて、外に出た。
なんか、夢からさめたような気持ち。
「温かな不思議な夢だったなあ」
という気持ちにさせるギャラリーでした。
連載第２回は千種区東山元町にある「ギャラリー３６６」さんをご紹介しました。
住所：名古屋市千種区東山元町２丁目９４ メゾン元町１０１
TEL/FAX：052-783-5752
アクセス：地下鉄東山線東山公園駅３番出口より徒歩５分（交番左折してすぐ/７軒目）
開廊日：水・木・金・土・日曜日 ＡＭ１１時～ＰＭ５時
目の前に２台分の駐車場があるから、小さなお子さんがいる方も安心。
企画展では作家さんがいることもあり、作品について説明してくれることもあるらしい。
動植物園の帰りに立ち寄ってみてもいいかもしれない。
「ギャラリー３６６」さんの展示情報は、
まいぷれＴＯＰ→「でかける」→「イベント」にて随時ご紹介致します。
乞うご期待！
