夫婦関係が悪化しているときのふたりの会話ってどんなでしょうか。

きっと、相手を主語にして、相手を責めるような言い方をしているのではないでしょうか。

例えば、いつも夫が家事・育児を手伝ってくれなくて妻がイライラしていたとします。

そんなとき、

「どうして、あなたはいつも手伝ってくれないの！
どうせ、女である私がやるのが当然だと思っているんでしょう！
あたなって、本当に思いやりがないのね。」

こんな感じで相手に不満をぶつけたりしていないでしょうか。

もしくは、、「こんなことを言ったら怒らせてしまうのでは」と心配になって、
本当は家事・育児を手伝ってほしいのに、言いたいことが言えなくなってしまう人もいるかもしれません。

こんな風に、相手を責めてしまうようなコミュニケーションや、
逆に相手の反応が気になって言いたいことが言えない人は、
「Iメッセージ」を使ったコミュニケーションが有効です。

Iメッセージは、主語を自分に置き換える伝え方です。

例えば、以下のように伝えてみるのがIメッセージです。

「私は毎日育児と家事が大変で、あなたに手伝ってほしいの。
私は、女性でも男性でも分けてだてなく家事や育児を分担すべきだと思っているし、
そうしてくれないあなたに対して、思いやってもらえていないと感じてしまうの。」

こんな伝え方であれば、相手を過度に責めたりせず、
自分が考えていることを伝えられるのではないでしょうか。

夫婦のコミュニケーションがうまく取れないという方はぜひお試しください。

また、当センターはオンライン夫婦カウンセリングを行っていますので、
お気軽にご相談いただければと思います。
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