みなさん、明けましておめでとうございます。
さて、私の空手道場では、今年も1月5日に恒例行事は「四股立ち千本突き」の初稽古を行います。
道場の壁には、各自が決めた今年の抱負を掲示し、それを見つめながら、1本1本に気合を込めて千回正拳突きを繰り出します。
今年から、1年後の稽古納めにおいて、各自が掲げた目標を私が読み上げ、達成できたかどうかを問いただします。「書きっぱなし」は許しません!必ず達成できたかどうかを検証します。
「抱負を書きなさい!」と言うと、門下生の多くが悩みます。
私は、何をそんなに悩んでいるのか不思議に思いますが、どうやら「どんな目標を立てるべきか?」という根本的な部分で悩んでいるようです。
私も毎年抱負を立てますが、やはり悩みます。しかし私の場合、毎年、20個ほどの目標を掲げその目標の優先順位をどうつけるかに悩むことはありますが、「どんな目標を掲げるか?」という点では悩みません。
目標設定については、特に小学生以下のお子さんを持つ親たちが少し口を挟みすぎているように感じます。
小学生以下の子どもたちは、まだ真っ白なキャンバスです。
そのキャンバスに、子どもがワクワクしながら全面に黒を塗ろうとすると、まるで自動車教習所の教官のようにお母さんが「何してるの!」と急ブレーキをかけます。毎回急ブレーキがかかると、子どもは「どうすればブレーキがかからないか」を学び、その結果として「お母さんが望む『良い子』」が育成されていきます。
しかし、私は少しだけ懸念を感じています。
お母さんたちは大人の常識や世間体に縛られた価値観の中で生きています。
「これはだめ」「普通はこうする」「これが一番」という考え方は、他人との関係(社会性)を基盤にしているので、子どもがやりたいこととは異なり、「常識の枠内でどうすべきか」が優先されます。
これを子どもに押し付けるのは少し可哀想です。
子どもには、やりたいことを自由にやらせるべきです。
多くの親は「器の大きな人間に育てたい」と思っています。
本気でそう思うのであれば、子どもがやりたいことを制限せずにどんどんやらせてあげるべきです。
土台に粘土が少ししかないうちに、その粘土で理想的な形を作ろうとしても無理です。
しかし、土台にしっかり粘土がついていれば、その後は思い通りに形を作ることができます。
子どもは、粘土だけでなく、粘土の上に空き缶や小石、木の実など、いろいろなものをくっつけたがります。それでいいのです。それが「個性」というものです。
小さい頃から「こうしなさい」「ああしなさい」と口うるさく言っていると、「いい作品ね」と周囲から言われるかもしれませんが、私からすれば、それは「大人が好む作品」であり、心を動かすような作品にはなりません。
お子さんをのびのび育てたいと思っているご父兄の方、是非道場にいらしてください。
体験は無料です。
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