うちの道場では、稽古の前に十分なストレッチの時間を確保しています。
空手では「極み時」に最大の力を一点に伝達するため、ストレッチなしでいきなりその力を発揮しようとすれば、筋肉や筋を傷めることは避けられません。
例えば大道芸で風船を膨らませて動物の形にするピエロがいますが、彼らは風船を膨らませる前に必ず風船のゴムを伸ばしておきます。これは、ゴムにしなやかさを与え、割れにくくするためです。
さて、本題に入りましょう。
日本の教育では、なぜ生徒たちに各科目がどのように進んでいくのかを全体像として示さないのでしょうか。
例えば社会科では、3、4年生で自分たちの住んでいる町や市、県について学び、5年生ではその枠を広げて日本各地のことを学びます。そして、6年生では世界全体について学ぶステージに進みます。
このように、進行の大まかなガイドラインは非常にシンプルですが、ほとんどの生徒がその全体像を理解していません。そのため、各学年で配布された教科書をもらい、各単元ごとの「切り取られた情報」を頭に詰め込むことになりがちです。このような切り取られた情報の積み重ねでは、勉強が面白く感じられません。
しかし、もしこうした進行の流れが最初に示されれば、学習内容がどのように繋がっていくのかを理解しやすくなります。例えば、「3、4年生ではまず自分の住んでいる地域について学びます。5年生になると、日本各地は自分の地域とどう違うのかを学びます。6年生では、世界各地について学びます。」といった簡単な説明があれば、生徒の頭の中には学習の全体像が描かれ、知識が整理されるでしょう。
整理された情報は引き出しやすく、また「知識を詰め込む」という受動的な学習態度が、次に進むべきステージがわかっていることで、能動的な学びに変わります。
このような学習スタイルの違いが、最終的な結果に大きな差を生むことは言うまでもありません。
例えば、歴史をいきなり学ぶと、人名を覚えるだけでも大変で、結果的に歴史が嫌いになってしまう生徒が多くなります。しかし、事前に歴史の概略を歴史マンガでさらっと目を通しておくだけで、授業の楽しさや理解度が格段に変わります。
人生も同じです。全体のグランドデザインを持たず、日々の仕事や学業に追われて時間が過ぎるだけの人が多いですが、もし自分の人生の大まかなデザインを描いていれば、今やっていることが最終目的にどう繋がるのかを理解できるので、無駄な行動を減らし、やりがいを持って取り組むことができます。その結果、仕事や勉強に対する不満も少なくなります。
結局のところ、どんなことでも「ストレッチ」を十分に行うことで、パフォーマンスは飛躍的に向上します。
今、自分が「何」をするのかをしっかり認識し、それに合った準備をすることが、物事をうまく進めるためのコツです。頑張りましょう!
あなたの人生、ストレッチを省いていきなり動いていませんか?
もっと人生のパフォーマンスを高めたいと考えている方、是非道場にいらしてください。
体験は無料です。
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